ThinkingSketch Chronicle
ThinkingSketch に関わる開発や展示についてのご紹介をします。
2013年7月:札幌フレメン写真製作所で「ThinkingSketch Night in Sapporo 」開催
7月27日のみ開催。 一夜限りの展示を実施しました。
2012年10月:東大寺博物館で「ThinkingGarden 」展示
10月20日より11月4日まで開催。 ACM MultiMedia2012 における Multimedia Art Exhibition 2012 Eternal/Moment において招待展示として展示を行ないました。
2006年9月:金沢21世紀美術館で「ThinkingSketch 展」
9月2日より10月9日まで開催。 デザインギャラリー、メディアラボなどで展示を行っています。ワークショップもあわせて開催しました。
2003年2月:埼玉のSkip Cityにある映像ミュージアムで常設展示
13ヶ月の間、映像ミュージアムでの常設展示を行いました。
2002年8月:けいはんな学研都市にあるCAMP/大川センターにてワークショップ
20人の小中学生を対象に、抽象絵画を理解するためのワークショップを開催しました。
最初に、ピカソを代表とする巨匠の描いた抽象画を眺めて、 なぜこんな絵がいいという人がいるのか、あまりわからないと思う人が多いことを確認します。 そのあとで、抽象画の見方考え方を、先生に言葉で説明してもらいます。 その後で、こんどは自分で抽象画を描きます。 午前中は構図について考えます。たった一日で描くので、名画の一部をもらってきて使ってもいいことにします。 ThinkingSketch を使ってたくさんの絵が描けてしまう人もいます。
一日の終わりには今日描いた作品を見せ会ったり、巨匠の作品と比べるための鑑賞会を開きます。 そのころには、抽象画を描いた巨匠の気持ちがなんとなくわかるような気がしました。
2001年12月:ThinkingSketch Night at sendai mediatheque
初めての展覧会。 クリスマスをはさんだ会期での開催。 ThinkingSketch による夜間の大型スクリーンへのプロジェクション、 柳の作品展示、木村のワークショップ、Cohen氏の講演などを実施しました。
2001年 7月:平成13年度 未踏ソフトウェア創造事業
平成13年度未踏ソフトウェア創造事業に、 美馬、木村、柳による提案「アートゲノム・プロジェクト」ツールが採択されました。
2000年12月:Trace & Trace の実施
木村の授業実践の中で、Trace & Trace のコンセプトが生まれました。 この Trace & Trace のコンセプトを、このあとソフトウエアとして実現しました。
プロトタイプソフト完成後、柳が作成メンバーに加わり、 ThinkingSketch を用いた作品をつくりはじめました。
2000年11月:Harold Cohenさんとの出会い
人工知能的な手法で、絵画を生成することのできるHarold Cohenさんを訪ね、 Cohenさんの手法について、お話いただきました。 この対話の中で、我々自身の「創造性発揮」へのアプローチが見えてきたように思います。
Cohenさんの仕事は、 パメラ・マコーダックの「コンピュータ画家アーロンの誕生」で紹介されています。
2000年10月:平成12年度 未踏ソフトウエア創造事業
未踏ソフトウエア創造事業で「思考のデッサン」ツールが採択されました。 美馬と木村がメンバー、Project Manager は竹内郁雄さんでした。
このソフトウェアの提案は、 ThinkingSketch の開発のきっかけとなる出来事でしたが、 提案当時は ThinkingSketch という名前はなく、 プロジェクトの目標は創造性の発揮ををサポートするソフトウェアを作成することでした。
Copyright 2006-2013, ThinkingSketch Unit