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ThinkingSketch に関連した活動
ThinkingSketch は美術系の活動を行っています。 開催予定、開催中あるいは過去にあったThinkingSketch の展示やワークショップのご紹介です。
ThinkingSketch は ちょっとかわった機能をもったお絵かきソフトです
ThinkingSketch はお絵かきソフトです。 お絵かきソフトとしては色や線の太さ、透明度などを変えて、直線、曲線などのさまざまな線、丸や四角、その他の多角形、 あるいはデジカメでとった写真をならべたり重ねたりして表示することなどができます。もちろん、図案を作成するような用途にも使えます。
ThinkingSketch がもつ、ちょっとかわった機能とは、お絵かきソフト自身が絵を描いてくれることです。
ソフトが絵を描いてくれるのなら人間の手助けは必要なさそうなのですが、ThinkingSketch は料理でいえばフードプロセッサのような働きをします。 たとえば、素材の用意や下ごしらえ、全体の手順の決定のような事柄はやっぱり人間が行うことになります。
ThinkingSketch を使うと、きっかけの絵が与えられ、操作を繰り返すうちに自分の作りたい絵がなんなのかということがだんだん見えてきます。これが、なにかできるぞという予感を含んだ「ワクワク」体験。また、自分の作りたい範囲の中で試行錯誤して図柄を組み立てていくのですが、これだという図柄にめぐり合う「ドキドキ」体験。この二つの体験を通して、絵を描くという体験の本質のある側面を気軽に感じ取ることができます。
なぜThinkingSketch を作ったのか
このシステムを作ろうとしたのには、大きくわけて二つの理由があります。
コンピュータにより絵を描くこと(難しく言えば、設計思想)に関するページへ...
作ったもともとの理由ではないけれど、「こういうメリットもある」とわかったこともあります。
ソフトウェア・資料の紹介(ダウンロードできます)
このソフトは無料で提供中です。 WindowsやMacintoshで動作します。 ご興味のあるかたは是非ご利用ください。
ThinkingGarden は、自分を取り囲むものへの振り返りのきっかけを与えます
インターネットは素早く情報を得るためにとても役に立つツールです。 しかしながら、インターネットは気がつかないうちに我々の時間を盗んでしまうこともあります。 コミュニケーションのための時間が増加したことが、よく考えるための時間を減らしていると考えられる場合もあります。
ThinkingGrarden はそれを見た人が考え、集中することを思い出させるためのインスタレーションです。このインスタレーションは、庭園の機能を抽象化することにより、人間と自然の関係を再構築することを目的としています。 庭園というものは、人間とその環境との関わりを強める働きを持つ場所だからです。
このインスタレーションは、環境との関わりを強めるための、砂利の入った容器、自然景のディスプレイ、照明具の三つの部分から構成されています。
ThiningGarden Video のビデオがあります。このインスタレーションは、ACM Multimedia Conference 2012 Multimedia Art Exhibition で招待展示とし展示されました。 (Oct. 20- Nov. 4. in 2012)
ThinkingTypography では文字を読むことを振り返ります
対象をみるとき、対象についてよく考えることを大切にしたいということ。 これはThinkingSketchで「絵を描くことを意識的にしたい」と考えているのと同じことです。
文字を読むときにも、その文字をじっくり、しっかり読むようにするために、あえて活字の字体や大きさを変化させることにより、文字に変化をつけています。変化をつけるのは一つ一つ手作業で行うことも可能ですが、そうではなくてある程度自動化することも可能です。おもったとおりにすべてを表現するのではなく、思ったとおりにできないところから発見することの面白さをも大切にしたいからです。
以下にご紹介するのが、作品の一例です。
このプロジェクトは、蝉のように何年も地中にあり、2008年11月ようやく地上にあらわれたものです。
ThinkingSketch Vesion2.00 と そのManual(暫定版) が公開されました (2006.SEP.01)
ThinkingSketch Vesion1.30A と Cookbook が公開されました (2002.OCT.06)
アプレット版が公開されました (2002.AUG.16)
Copyright 2001-2006, ThinkingSketch Unit